2013年02月08日

ブリーザーバルブ

ヘッドが抜けて(圧縮)腰上のO/HとなったEVOソフテイル
修理後、試乗中すぐに出た症状の追加修理の模様です。
s-121105_1451~0002.jpg
ブリーザーホール
ピストンアップ、ダウンストローク時の内圧をコントロールする窓みたいな物。
その他年式によりいろいろな仕事をしていますがその辺はまた今度に。。
タイミングをとりながらクルクル回っています。
異物が噛んでケースに傷が入っていました。
s-121105_1539~0001.jpg

s-121105_1538~0001.jpg

<専用リーマーとジグを使いオーバーサイズにリーミングしていきます。
相当な注意が必要ですがケースをバラさずに修理可能です。
s-121106_1451~0001.jpg
加工終了
s-121106_1456~0001.jpg
右がEVOプラスティックブリーザーバルブ。んでS/Hまでのスチール。
んでS&Sのオーバーサイズ。
このEVO樹脂性ブリーザー、前にも疑問があり色々調べてみましたが樹脂部品を精度よく制作するのはやはり難しいとのこと!

今回ケースの傷もありますがそれよりバルブとのバラつきの方がより問題だと思いました。
ちなみに端のS&Sブリーザーはタイミング等数か所変更されています。
メーカーは狙って変更していますが仕様、年式によっては悪影響が出る時もありますので逆に加工がいる場合があります。
こちらも注意ですね〜。
似たような作業は続くものでEVOのブリーザー修理、ここ2ヵ月位で3台入ってます。
一つはケースバルブ共に傷はないもののガタツキがひどくてたまにタペット音が出てました。
ここはオイルリターンラインにもなりますので油圧が下がってしまったのでしょう!
タペット洗浄後ケースリーミングはせずにノーマルサイズスチールブリーザーでクリアランス確保出来ました。
まあ今回の試乗中の症状といいますとシリンダー組み立てにも関わらずRシリンダーベースからカニの泡のような気泡がプクプクと出てきました(涙)

ブリーザー機構が崩れるとバランスも崩れ圧力とオイルが直接Rシリンダーに噴射され、下手するとオイル上がりなんかする場合もあります。
s-121106_1705~0001.jpg
んでもう一つ。
当然カムもバラシたのでエンドプレー見てみましたが1o位ありこちらも対策です。
元々カムシムが入っておらず一番薄いシムを入れるとマイナスになるため入れなかったのでしょう!
カムシャフトを研磨して適正くらいにおさえました。
こんな作業をした後良く思うのですがこの様な機構を初めに考えた当時のエンジニアって相当ヘンタイ!!
だなーーと(笑)
特にクランクケースには色々な穴と部品(カムカバーも含む)とでできています。
当然一つ一つに意味がありそこが崩れるとこれまた当然不調になりますもんね。
この様な仕組みのブリーザー、ハーレー独特の構造では!!
あっ、穴の芸術といえばキャブレターですね〜
次回はそれネタでいきましょ〜
乞うご期待☆


posted by トッポジョージ at 13:10| Comment(2) | TrackBack(0) | ハーレー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして宜しくお願いします(^o^)
質問があります
99のエボに乗っています、プライマリーオイルがエンジンクランクケース内に浸入し、エンジンオイルタンクが油田状態になってしまいます(´Д` )
オイルシールも純正に変えました
カムカバーを開けて、タイミングマークも3つとも合ってます
大体、1200km走るとプライマリーオイルが無くなります&オイルタンクが、一杯になってしまいます、オイルタンクの注ぎ口に手のひらを当てるとタンクが負圧になっています。
色々調べたのですが原因が分かりません、
申し訳ありませんが、ご連絡お願いします。

Posted by 坂本晋也 at 2015年05月08日 12:12
坂本様

お返事遅くなりすみません。
数点思い浮かぶ点はありますが
症状が少し派手かなと。。

クランクへの圧力はかなり強いので
オイルシール破損時はあり得るとおもいますが。
ここでは長くなってしまいそうなので直接メールか電話頂ければ幸いです。
Posted by トッポジョージ at 2015年05月10日 14:08
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。